2週続けて布教巡回に出ました。
1週目で出かけている間に2軒のお檀家さんでご不幸があり、お寺に戻っている間にお通夜とお葬式をお勤めすることになりました。十分な時間が取れない状況下でご喪家の皆様とともにご葬儀をお勤めしましたが、訃報を受けてすぐに枕経を勤められなかったことは申し訳なかったです。
でも、一時期のように、ご逝去からご葬儀まで一週間以上かかるような状況(葬祭ホールと火葬の順番待ち)は、都内ではほぼ解消されているようで、小職のスケジュール可能な日時でお通夜・お葬式をお勤めさせていただきました。
そして2週目は宮崎県内の巡回です。
日曜日に現地に入り月曜日から巡回という日程が多い中、今回は月曜日に拙寺を出て現地に向かうというパターンです。離陸直後、羽田から横浜・湘南・伊豆半島あたりまでは地上の様子も見えました。宮崎ブーゲンビリア空港に到着して、宮崎市内にて現地の方たちとのお打ち合わせをして宿泊。


ベッドサイドに『古事記』が置いてあるのは、宮崎県ならではでしょうか。

2日目、午前と午後にそれぞれ巡回法話。各お寺の護持会代表の方が集まられて、地域の大切なお話の場にお招きくださいました。お勤めが終わって県内をやや北上、日向市に向かいました。

3日目、宿泊先の朝食はいつもお野菜中心。やや離れていた野菜エリアが見つからず、和風のおかずをいただきました。この日は午前中に港町のお寺さんでお勤めで、あいさつの言葉が「暑い中…」「蒸しますね…」と飛び交います。確かにそうですが、東京で感じる具合が悪くなるような蒸し暑さではなくて、とても健康的!身体は覚えているのでしょうか。子供の頃に感じていたのはこういう感じだったかな、と。お勤めを終えて、また少しだけ北上して、延岡市に向かいました。

宮崎県は、若山牧水の出身地で、上京して早稲田大学に学びます。東京滞在中は新宿区内にも住んでいたことがあるそうです。なんと、拙寺の数軒隣に住んでいたこともあるとのこと!今回はお役目があったので街中にある牧水の歌碑を見つけて写真を撮る程度でした。次に宮崎県に行く機会があれば、記念館や生家に行ってみたいと思います。
www.heartfullceremony.co.jp
延岡駅、とてもきれいです。蔦屋が書店と図書館を運営していて、スタバとかも。駅に集まる人も増えたのでしょう。

4日目、高千穂地域でのお勤めでした。日本にとどまらず世界的にも有名な観光地ともなり、昨今は、海外からの観光客も大勢来ていて、慢性的な宿泊先不足がおきているそう。そのため今回のように外来の方を迎えても泊まってもらう宿探しが難しいと聞きました。お役目の中での訪問でしたので、なかなか観光で立ち寄ることも難しく、高千穂峡や神社はお預けでした。
午後は丸々空いたので、報告書などを調えたとしても時間はたっぷり。延岡市はチキン南蛮の発祥の町、その誕生のお店でお昼を。発祥のお店ではタルタルソースではなく、甘酢でいただきます。

そして延岡市を北に南に(右往左往とも)。大昔は島があったところに、沖積によって延岡の土地ができたそうです。だから「延岡」という地名なのだろうか…?その元々は島だったのが現在の愛宕山です。展望台にのぼると市内を一望!なお日本国内に「愛宕山」は100を超えるそうです。

5日目。最終日のお勤めとなりました。午前中で終了☆彡

そして宮崎ブーゲンビリア空港に向かいますと離陸までは4時間くらい。
5日間ご案内くださった方丈様のご案内で、宮崎空港のすぐ横にある特攻基地(旧日本海軍赤江飛行場)の慰霊碑を視察・礼拝しました。公道から、知っている人でなければ入りづらい、とても入りづらい敷地内を通って、現在の空港敷地のすぐ横、滑走路がよく見えるところに慰霊碑はあります。初めての特攻隊員の一人が、この宮崎空港から飛び立ったそうです。特攻の先駆けとも言われています。


旧日本海軍赤江飛行場
https://www.city.miyazaki.miyazaki.jp/fs/3/8/5/6/8/6/_/385686.pdf
https://www.miten.jp/miten//modules/popnupblog/index.php?param=24-201701
空港についても離陸まではまだ時間があって、法衣で右往左往もできないので、なるべく人のいないところを巡りました。


県内各地のお寺さん方に本当にお世話になりました。いろいろと足りないこと、理解していないことなど多々あったかと思いますが、支えてくださる皆さんのお力により何とかお勤めすることができました。有り難うございます。

残念ながら、宮崎巡回中にお一人のお檀家さんが息を引き取られました。巡回中だと急遽戻ってお参りさせていただくことも叶いません。小職が戻るのをお待ちくださって、ご葬儀をお勤めさせていただきました。
檀信徒皆様に受け入れていただかなければ、住職がこのように各地を巡回することはできません。でも先週・今週のように、理解をしてくださっていた方がお亡くなりになってしまうと、すぐ駆け付けることもできず、また、日程もこちらに合わせていただくことになってしまい、申し訳なく感じています。